いつまで続くの?失恋うつ…立ち直るために知ってほしいこと

『失恋うつ』とはどういう症状の事をいうのでしょう?常に憂鬱、立ち上がったり、動く事さえおっくう、無気力、絶望的というような気持ちではないでしょうか?もっと追い詰められてしまうと、死にたいという感情もでてくるかもしれません。

『失恋うつ』の状態を自分で客観視してみましょう。わかりやすく例えるとこんなふうに想像してみてください。あなたは広い部屋の中で一人でテレビの前に座っています。テレビは電源が入っていません。でもあなたはじーっとテレビを見みています。黒い画面をずっとひたすら見ているのです。あなたは未来に絶望し、この部屋から出てしまいたいと思います。

本当はテレビの電源の入れ方を知っている。テレビの点け方も知っている。あなたの好きなテレビ番組も見ることができるのです。

ではなぜ、テレビを点けることができないのでしょう?

なぜ『失恋うつ』になるの?

『失恋うつ』も含めて、うつになってしまう人には幼少の頃、もしくはそれ以前(前世)から自分を卑下してしまう考えかたを刷り込まれている場合が多いのです。例えば成績の良い子でも、教育熱心な両親に育てられると、もっともっと頑張りなさいと言われ、褒めてもらったことがないとか、また少しでも成績が下がると両親ががっかりした顔をして叱られたという方がいるかもしれません。

どういうことかと言いますと、「自分は成績が良くないと価値がないんだ」と心の奥に刻まれてしまうのです。そのままの自分では認めてもらえないという思い込みができあがってしまうのです。それはそのままの自分に自信がもてなくなるという事なのです。

心の根底には『自責感』『無価値感』『劣等感』が潜んでしまいます。

『失恋うつ』になった方は失恋が引き金になったのです。職場が原因でうつになる方もいらっしゃるし、私のように育児が引き金になる事もあります。

もともと持っていた刷り込まれた『自責感』『無価値感』『劣等感』という傷に触れてしまった時に痛み出して、それがうつになる根本的な原因となってしまうのです。

『失恋うつ』はこうして形成していく

例えば彼氏を束縛してしまう女性がいたとします。この女性は自分に自信が持てなくて、彼の事を信じることができないのです。常に愛情を確かめたいと思ってしまいます。その束縛に耐え切れなくなって彼は別れを切り出します。その女性は「やっぱり私はダメなんだ。認めてもらえないんだ」と落ち込みます。

その時女性は「自分が嫌い」「愛される価値がない」と自分へのダメ出しばかり考えています。この状態が長期間続くと「私ってうつなのかな?」と思う症状が出てくるのです。

でもよく振り返って考えてみてください。失恋をしてしまったのは自分に自信がもてなかったから。だから彼の事が信じられず束縛をして、常に愛情を彼に求めてしまったのです。

そもそも自信を無くしてしまったのは、あなたのせいではないのです。あなたはそのままで十分に価値があるのです。それを両親や周りの大人が認めてあげなかったのです。その両親もまた自分の両親に同じことを刷り込まれて育っているのです。

あなたの幼少期の両親との関係をよく振り返ってみてください。そこに『うつ』の根本的な原因が潜んでいることが多いのです。

「なんでできないの!」「ダメでしょ!」「あの子はできてるんだから…」などなど、否定的な言葉を浴びて育ってきてはいませんか?反抗できればいいのですが、だいたい素直な子がそのままの言葉を受け入れてしまうのです。

そして『自責感』『無価値感』『劣等感』が植え付けられて、『失恋』という逆境に出やすかった人は『失恋うつ』を引き起こしてしまうのです。

『失恋うつ』を克服するには?

自分を尊重することです。それは自分をいたわってあげることです。ありのままの自分を認めてあげることです。許してあげることです。「辛かったよね、もう大丈夫だよ。ただの思い込みだよ。素直だったんだね。もう自分を責めないで。そのままの自分で自信をもっていいんだよ」…と。

あなたに自信を失わせてしまった両親は両親で未熟だったのです。精一杯の愛情だったのです。どんな形にしても未熟ながらにも一生懸命にあなたを育ててくれたのです。

私は二人目の子供を出産後にうつになりました。やっぱり振り返ると『自分に自信がなかった』のです。幼少の頃を振り返ると私の両親はケンカが絶えませんでした。原因は父親が作った借金でした。でもそれは遊びに使ったのではなく、営業マンとして頑張り尽くした結果、そうなってしまったのです。

とは言え、母親に手を出す父親が許せなかったですし、何より私という子供の目の前で、一心不乱に口論をし、暴力をふるう両親が許せませんでした。ケンカの仲裁に入ることも多々ありました。母親が死んでしまうのではないかと思ったからです。それほど理性を失っている両親の姿を毎晩見て育ってきたのです。私は私の存在を否定されているような気持ちでした。「私がここにいるんだよ。それでもこんなことするの?」っていつも思って夜は泣いていました。私の『無価値感』はこれが原因だとわかりました。

育児の際には「これでいいのかな?」「私がダメだからこんなふうになったのかな?」「もっとこうしてあげなきゃ」といつも自責の念でいっぱいでした。育児が辛くて辛くて、楽しかったと思える記憶は一つもありません(^^;)

でも幼少期を振り返り、両親は両親なりに一生懸命だったんだなと思う事ができると、自分の刷り込まれた『無価値感』もただの思い込みなんだなということが分かったのです。自信を取り戻した今は「私が母親なら、私なりの育て方でいいんだ」って思うことができています。自己肯定感ができたのです。それからは子育ても楽しい!と思えるようになりました。

この思い込みという根本を手放すことができれば、同じ理由で失恋をしなくなるでしょうし、同じ傷がうづくことがないので、うつが再発する可能性も低くなります。

まとめ

『失恋うつ』かな?と思われた方がこのブログを訪れてくださっていると思います。読んでいただいて共感できるという方がいてくれると嬉しいです。人間は一人ひとり皆個性のある魂が宿っています。育った環境によって感じ方や考え方もいろいろです。『失恋うつ』になる原因もさまざまあると思います。

最後にお伝えしたいことは、人間はほとんどが思い込みで生きているということです。自分はこうなんだと思い込んでいるだけなのです。その思い込みを、思い込みと知って、変えてしまえばいいんだとわかれば、まったく違った世界が広がっています。

『失恋うつ』で「死にたい」と思ってしまう方がいるかもしれません。私も「死んでしまった方がどんなに楽だろう」と思ったことがあります。でもそれが『思い込み』によって作られたものだとしたらどうですか?人間はほとんど思い込んで生きているのです。その思い込みを手放すと、こんなに広い未知の世界が広がっているんだということに気付くはずです。

人は自分の見たいテレビ番組を見ることができるのです。自分の思いが映し出されるのです。放棄しないでください。自分の思いが現実を映し出しているのです(^^)